勝者の思考法
二宮清純氏をご存じだろうか?
こんな人だ。実際はひげを生やしていてもっとワイルドになっていた。氏のHPは http://www.ninomiyasports.com/sc/
一般にはスポーツコメンテーターとして名をはせておられる方である。
生命保険会社の企業セミナーで二宮氏の講話を直接聞く機会があったので聴講することにした。
題名はズバリ「勝者の思考法」である。なんとも大胆なテーマである。
直前まで仕事が立て込んでいて本当の最初からは氏の話を聞くことができなかったのでだが80%以上は聞くことができ非常に満足であった。
Jリーグ発足の立役者である川渕チェアマンのリーダーシップ、メジャーで活躍しているイチローの考え方、もっとも感動したゲームとしての鈴木大地(背泳)などの話がちりばめられており大変為になった時間であった。
勝者の思考法とは一体何なのか?・・・少し逆説的なアプローチだったが以下のようになる。
「負けた選手やリーダーは必ず『人事を尽くして天命を待つ』といっている。この『待つ』思考法こそが敗者の思考法である。勝者の思考法とは『人事を尽くして(これは当然のこと)天命をもぎ取る!』という姿勢につきる。この勝者と敗者の間こそが決定的な差を生む。」
背泳の鈴木大地選手の話がで、彼は金メダルを獲得したソウルオリンピックの試合時、爪を3センチほど伸ばしていたらしい。それはゴールに誰よりもタッチするのだという「もぎ取る」精神の発露だというのだ。
もちろんその他ににも準備力の話などもあったのだが、おいおいこのブログでも紹介していこうと思う。
それでは私はどうであろうか?私は会社経営のプロであると自負している。それではれば私の「もぎ取る」執念はどこに発露しているだろうか・・・まだまだひよっこも同然。
百錬成鋼 道を究めていこうと思う。
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