好きな事をやっていいよ!

占いで色んな事を言われる。
「あなたのお父さんは死んでいませんね」と言われると受け手にとっては全て正解になるという話は有名である。

占いで何を聞きたいかという事でその人のキャラクターがわかるという話を聞いた。

一つ目のキャラクターは「未来の話を聞きたがる人」である。イチローなんかはこのタイプらしい。
まだ見ぬ未来に対してのアドバイスを聞きたがると言うものである。
もう一つのキャラは「過去の話を聞きたがる」だ。松井秀喜なんかはこっちらしい。このタイプは未来の事を言われると不安に感じ、逆に自分の過去を当てられると安心するのだ。

私は未来を聞きたい方だが、占いを聞くだけでも大きく分けて二つのタイプがあるのだとおもしろく感じたのだ。

大勢いる人間を二つに分けるという事は無謀であるという事は十分わかっている。しかし、ここで敢えて二分論を展開してみようと思う。

優秀な部下を使いたがる人とアホな部下を使いたがる人がいる
 これは意外なようだが、はっきりしている。見ているとすぐにわかるのである。アホな部下を使いたがる人は「お山の大将」でいたいのだろう。何度言っても人選を任せると、「なんであいつを選ぶかな!?」と言わしめているのである。逆に優秀な人を使いたがる人は正に優秀である。言うまでもない。しかし、チームの運営は困難である。

「何をやってもいいよ」というと燃える人と冷める人がいる
私なんかは「何でもやって良い」と言われると俄然やる気が出るのだが、逆の人も存在する。
冷める人というのは消極的でネガティブな意味ではなく「受け身」なのである。
これは善悪論ではない。
冷める人というのは「課題解決型」なのである。仕事を課題の連続ととらえ、これらをいかに解決していくかが使命であると感じているのである。
燃える人というのは「クリエイティブ型」なのであろう。無から有を生み出す事が仕事であると感じている人なんかはこのタイプであろう。

「課題解決型」は優等生に多いと思う。学生時代の試験なんかも恐らく着実にこなし優秀な成績を残す人なんかが多いのではないだろうか。
「クリエイティブ型」は学園祭とか美術なんかで活躍するタイプかと思う。試験では言えば論述なんかが得意だったりするのではないだろうか。

私はつい最近まで「好きな事をやっていいよ・・・制約はしないから」と言われて困る人がいるとは理解できなかった。いやそんな人種がいるとは夢にも思わなかったといった方が正解であろう。